埼玉県春日部市 O様工場 塩ビシート機械的固定工法

複数箇所からの雨漏りを解決!総合的な防水改修工事
今回は、長期間放置されていたことによる複数箇所からの雨漏りにお困りの建物の防水改修工事をご依頼いただきました。
建物の状態は全体的に非常に悪化していました。
私たちは、建物の状態と箇所ごとに最適な工法を選定し、総合的な対策を実施しました。
【主な施工内容と選定理由】
- 屋上塔屋の上: 塩ビシート機械的固定工法を採用。
- 建物階段室屋上: 勾配が悪く水が溜まりやすかったため、新規に排水を設け、
さらに信頼性の高い塩ビシート防水機械的固定工法で対応しました。 - メイン屋上: 既存防水層の湿気を逃がすために絶縁ボードを敷き、その上にウレタン防水通気工法で仕上げ、
防水層を長持ちさせる対策を講じました。
【細部への徹底したこだわり】
- 屋上にある階段支柱の周りは、雨水が溜まらないようエポキシモルタルで**架台(かだい)**を新設し、
まるで最初からそうであったかのような美しい納まりにしました。 - 塔屋周りには、雨が直接侵入しないよう水切り金物を設置。
- 立ち上がりの天端(てんば)にあった笠木(かさぎ)は雨漏りの原因になるため撤去し、
防水を巻き込んだ後にアルミ金物を設置し直し、機能性と美観を両立させました。
工事期間中に大雨に見舞われ、大量の水が溜まる場面もありましたが、幸いその時点で雨漏りは解消されていたため、
さらなる被害を防ぐことができました。
工事完了後、オーナー様には大変お喜びいただき、私たち施工側も大きなやりがいを感じました。
Before After 画像
Before

After

ギャラリー









用途 | オフィス |
店舗面積 | 000.00㎡ |
設計コンセプト | 導線設計 |
こだわりのポイント

放置された建物を救う!多角的な防水プラン
雨漏りを放置すると、建物の劣化は急速に進みます。私たちは、一律の工法ではなく、屋上、塔屋、階段室など、箇所ごとの特性に合わせて最適な防水工法を選定します。塩ビシート防水、ウレタン防水通気工法など複数の技術を組み合わせ、建物全体を根本から守り抜く総合的な改修をご提案します。

細部まで徹底!雨漏りの再発を防ぐ匠の技術
防水の成否は、細部の処理にかかっています。雨漏りの原因になりやすい笠木の撤去、水切り金物の設置、そして水が溜まりやすい部分への架台の造作など、手間を惜しまず徹底的に対策を施します。見た目にも美しいアルミ金物で仕上げるなど、機能性と美観を両立させた、再発リスクの低い確実な工事をお約束します。