埼玉県狭山市 Yマンション ウレタン防水


長年の放置は危険信号!親戚のバルコニー雨漏りを徹底修繕!

日頃からお世話になっている工務店様から、
親戚の方が所有されている物件の雨漏り修繕をご依頼いただきました。

早速調査に伺うと、長年防水対策が放置されていたため、
バルコニーのあちこちで劣化が進行している状態でした。

放置されたバルコニーが抱えるリスク

バルコニーは、外壁と比べて雨風や紫外線に直接さらされることが多く、
また、洗濯物を干したり、植木鉢を置いたりと、日常生活の中で知らず知らずのうちに
負担がかかりやすい場所です。

そのため、適切な時期にメンテナンスを行わないと、
今回のように防水層が劣化し、雨漏りへと繋がってしまいます。

雨漏りは建物の構造材を腐食させたり、カビを発生させたりと、
健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。

確実な下地処理とウレタン防水で安心を

お客様に安心して長くお使いいただくため、私たちは以下の工程で修繕を行いました。

  1. 徹底的な下地処理: 劣化した防水層や汚れを丁寧に除去し、新しい防水層がしっかりと密着するよう、平滑な下地を整えます。この下地処理こそが、防水工事の耐久性を左右する重要なポイントです。
  2. 高品質なウレタン防水: その後、液状の防水材を塗布して防水層を形成するウレタン防水を施しました。ウレタン防水は、複雑な形状の場所にも隙間なく施工でき、高い防水性と耐久性を誇ります。

「早め早め」の修繕で、コストとリスクを最小限に

今回の工事を通して改めて感じたのは、バルコニーの防水は「早め早め」の修繕が非常に重要だということです。劣化が軽度なうちに手当てをすれば、費用も工期も抑えられます。しかし、放置して雨漏りが発生し、建物の内部にまで被害が及んでしまうと、大規模な補修が必要となり、結果的に高額な費用がかかってしまいます。

バルコニーのひび割れや変色、小さな水たまりなど、気になるサインを見つけたら、まずは専門家にご相談ください。私たちはお客様の建物を守るため、最適なご提案をさせていただきます。

Before After 画像

Before

After

ギャラリー

こだわりのポイント

【見落としがち?】バルコニーはなぜ劣化しやすいのか?放置が招く深刻な雨漏りとは

バルコニーは、住まいの中でも特に「見落とされがち」な場所かもしれません。しかし、実は外壁以上に過酷な環境に置かれており、その劣化を放置すると、今回の事例のように深刻な雨漏りへと繋がる可能性があります。

バルコニーが劣化しやすい主な理由

  • 直射日光と紫外線: 常に紫外線にさらされることで、防水層の素材が硬化し、ひび割れや剥がれが生じやすくなります。
  • 雨水と排水: 雨が降れば直接水を受け止め、排水ドレンにゴミが詰まると水が溜まりやすくなります。滞留した水は、防水層に常に負荷をかけ、劣化を加速させます。
  • 日常的な使用: 洗濯物を干したり、植木鉢を置いたり、椅子を出したりと、バルコニーは日々の生活の中で常に物理的な負担を受けています。特に、植木鉢の下などに湿気がこもり続けると、防水層を傷める原因にもなります。
  • 温度変化: 夏の灼熱から冬の厳しい寒さまで、一日の温度変化や季節ごとの温度変化も、防水層の伸縮を繰り返し、疲労を蓄積させます。

これらの要因が複合的に作用し、バルコニーの防水層は徐々にその機能を失っていきます。小さなひび割れや表面の変色が、やがて水が浸入する「入り口」となり、建物の内部へ雨漏りが進行。最終的には建物の構造材を腐食させたり、カビの発生、シロアリ被害など、健康面や資産価値にも大きな影響を及ぼしかねません。

「まだ大丈夫だろう」と放置せず、バルコニーに気になる症状があれば、早期の点検と修繕を検討することをお勧めします。

【雨漏り解決の決め手】「適正な下地処理」がウレタン防水の耐久性を高める理由

「雨漏りを止めるために防水工事をしたのに、またすぐに雨漏りしてしまった…」 このような残念な事態は、防水工事において最も避けたいことです。今回のバルコニーの雨漏り修繕では、**「適正な下地処理」**に最大限のこだわりを持って施工しました。

「ウレタン防水」は、液状の防水材を塗布するため、複雑な形状にも対応しやすく、非常に高い防水性能を持つ優れた工法です。しかし、その性能を最大限に引き出し、長期的な耐久性を確保するためには、防水材を塗る前の下地処理の質が非常に重要になります。

「適正な下地処理」が重要な理由

  • 密着性の向上: 既存の防水層の浮きや剥がれ、汚れ、コケなどを徹底的に除去し、下地を平滑にすることで、ウレタン防水材が下地にしっかりと密着します。これは、まるで絵を描く前にキャンバスを整えるのと同じです。
  • ひび割れ・段差の補修: 下地のひび割れや不陸(凹凸)を適切に補修しないと、その部分から塗膜が破れたり、水が溜まったりして、早期の劣化に繋がります。入念な補修作業は、防水層全体の寿命を延ばします。
  • 防水層の性能維持: 脆弱な部分や異物が残ったまま施工すると、そこから防水層の膨れや破断が起こりやすくなります。完璧な下地処理があってこそ、ウレタン防水材本来の性能が発揮されます。

私たちは、たとえ手間や時間がかかっても、この「適正な下地処理」を決して怠りません。それは、お客様に「これで安心!」と心から喜んでいただくため、そして何よりも、私たちが手掛けた工事に絶対の自信を持つためです。防水工事でお悩みでしたら、見えない部分へのこだわりを大切にする私たちにご相談ください。